2011年01月21日
鬼ブログ 138
1月21日 四国新聞
相次ぐいじめ自殺を受けた文部科学省の調査で、公立小中学校の99%が児童生徒を対象にいじめについてアンケートしたか3月までに実施予定であることが20日、分かった。73%だった2009年度に比べて大幅に増えた。香川は小、中、高校の全校で実施としている。実施しない学校の割合が10%を超えた都道府県もあり、文科省は「いじめ対策は早期発見が大切でアンケートはその第一歩。全校で定期的に実施してほしい」としている。文科省は同日、いじめ問題へのさらなる取り組みを求める通知を全国の教育委員会に出した。昨年秋以降、群馬県桐生市でいじめを受けた小学6年上村明子さん(12)や千葉県市川市の中学2年の男子生徒などの自殺が相次いだのを受け、都道府県と市区町村の教委、公立小中高校などに昨年12月、調査した。
文科省によると、大半の都道府県は全小中学校がアンケートを昨年11月までに実施したか10年度中に実施予定だった。一方で、実施しない学校の割合が10%を超えた都道府県は小学校が高知30%、奈良24%、徳島20%、山梨13%。中学校は奈良25%、高知19%、徳島10%。高校は全体の12%、特別支援学校は47%が実施しないと回答した。アンケートの頻度は、「年2~3回」が小学校で61%、中学校で63%。「年4回以上」は小学校12%、中学校19%だった。高校は「年1回」が56%を占めた。小中は回答した子どもの名前を書かせた学校が7割を超えたが、高校は逆に無記名が7割を超えた。また、全ての都道府県と政令市教委は設置する学校にアンケート実施を求めたが、政令市を除く市区町村教委は11%が求めていなかった。
いじめの問題と正面から向き合っていない学校も他府県ではあるようです。このようにいじめの問題について見て見ぬふりをする学校にこそいじめがあると思います。実施しないと断言した高校では恐らく教師もいじめを認識しているのでしょうね。でも表ざたになるのが面倒だから隠蔽しているんでしょう。こんな学校は、いじめを苦に生徒が自殺をしても「自殺といじめの因果関係は不明」、「わが校にいじめはなかった」と平然と言ってのける人たちばかりのような気がします。いじめの問題と正面から向き合おうとせず、救いの手を差し伸べるどころか見て見ぬふりをする学校がまだまだ多いようですので、いじめの問題が解決することは一生なさそうですね。
相次ぐいじめ自殺を受けた文部科学省の調査で、公立小中学校の99%が児童生徒を対象にいじめについてアンケートしたか3月までに実施予定であることが20日、分かった。73%だった2009年度に比べて大幅に増えた。香川は小、中、高校の全校で実施としている。実施しない学校の割合が10%を超えた都道府県もあり、文科省は「いじめ対策は早期発見が大切でアンケートはその第一歩。全校で定期的に実施してほしい」としている。文科省は同日、いじめ問題へのさらなる取り組みを求める通知を全国の教育委員会に出した。昨年秋以降、群馬県桐生市でいじめを受けた小学6年上村明子さん(12)や千葉県市川市の中学2年の男子生徒などの自殺が相次いだのを受け、都道府県と市区町村の教委、公立小中高校などに昨年12月、調査した。
文科省によると、大半の都道府県は全小中学校がアンケートを昨年11月までに実施したか10年度中に実施予定だった。一方で、実施しない学校の割合が10%を超えた都道府県は小学校が高知30%、奈良24%、徳島20%、山梨13%。中学校は奈良25%、高知19%、徳島10%。高校は全体の12%、特別支援学校は47%が実施しないと回答した。アンケートの頻度は、「年2~3回」が小学校で61%、中学校で63%。「年4回以上」は小学校12%、中学校19%だった。高校は「年1回」が56%を占めた。小中は回答した子どもの名前を書かせた学校が7割を超えたが、高校は逆に無記名が7割を超えた。また、全ての都道府県と政令市教委は設置する学校にアンケート実施を求めたが、政令市を除く市区町村教委は11%が求めていなかった。
いじめの問題と正面から向き合っていない学校も他府県ではあるようです。このようにいじめの問題について見て見ぬふりをする学校にこそいじめがあると思います。実施しないと断言した高校では恐らく教師もいじめを認識しているのでしょうね。でも表ざたになるのが面倒だから隠蔽しているんでしょう。こんな学校は、いじめを苦に生徒が自殺をしても「自殺といじめの因果関係は不明」、「わが校にいじめはなかった」と平然と言ってのける人たちばかりのような気がします。いじめの問題と正面から向き合おうとせず、救いの手を差し伸べるどころか見て見ぬふりをする学校がまだまだ多いようですので、いじめの問題が解決することは一生なさそうですね。